クリスマスの朝のこと。

クリスマスの朝、目が覚めたら枕元においてある僕の靴下の中にすてきなチェストが無理やりねじ込んで置いてあったらどうしようと思っていたのだが、何にもなかった。
……そうだよな。すてきなチェストは大きいもんな。靴下になんか入るわけないものな。チェストに靴下入れるんだもんな。逆だよな。仕方ないよな。サンタだってそんな無茶言われたって困るよな。サンタも大変だよな。うんうん……あれれ、おかしいな。なんで涙があふれてくるのかな?