「好き嫌いで人事」を読む。

気になる会社のひとつである松井証券の組織のあり方を松井社長自らが語る。
ネット証券の雄として存在感を高めた松井証券ではあるが、現在の状況に満足することなく、大企業病の悪臭をかぎとり、さらなる組織改革を行ったという松井社長の言葉の切れ味は非常に鋭い。
実際に古い仕組みを破壊して新たなものを創り出してきた者は、それをまた破壊して再構築できるのか。非常に困難なその試みの第一歩をこの本で垣間見ることができる。

好き嫌いで人事

好き嫌いで人事