「アルネ」を読む。

oh-kei2005-06-17

大橋歩編集・発行の小雑誌「アルネ」。今まで柳宗理佐藤雅彦の特集の時に買ったが、手書き文字の見出しとか写真のザラザラした感じがなかなかいい。記事もきちんと取材したのがわかる丁寧な内容で、それほど量はないのだが読み応えがある。
今回の特集は深澤直人。最近は広告批評で特集されていたり、引っ張りだこの深澤直人だが、この特集では仕事場の様子なんかが紹介されていて、また違う角度から深澤直人の一面を切り取っている。
以前、NHKでやっていた番組でも一番印象的だったのだが、深澤直人の事務所では全員で毎朝掃除をするという。深澤直人もマイ雑巾で掃除する。机も拭いて、椅子の足まで丁寧に拭く。
きちんとした仕事はきちんとした生活があってこそということ。これって結構すごいかも。簡単にできそうで、なかなかできない。いわゆる「普通」のレベルが高い。
また、きちんと暮らすモチベーションが上がったよ。