「2分以内で仕事は決断しなさい」を読む。
トリンプの吉越社長の本。
気になる仕事のやり方をしている会社はいくつかあるけど、トリンプもその一つ。がんばるタイムや早朝会議のこともこの本に書かれているけど、とにかくしつこく出てくるのが、何よりもスピードが大事!*1という考え方。
トリンプではすべての仕事にデッドライン(締切)を設けるのだが、それもすべてスピードを上げるため。デッドラインを設定することによって締切効果で仕事のスピードが上がるというわけ。
そして、早朝会議とがんばるタイムはデッドラインを管理・運用する仕組み。
早朝会議によって、仕事のデッドラインは設定・管理される。
会議後、デッドラインが設定された仕事をこなしていくのだが、その仕事をこなす時間自体も昼休み後のがんばるタイムによって、自然と午前中・がんばるタイム・就業時間という3つの自分の中でのデッドラインができあがる。
全ての仕事のやり方の仕組みがスピードのために存在している。実際その中に入るとものすごく泥臭く動いていかなければならないと思うが、その仕組みはものすごく美しい。
こういう仕組みを作ってみたい。
- 作者: 吉越浩一郎
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2005/04/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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