「時をかける少女」を観る。

そこかしこでかなり良い評判を聞くので、「時をかける少女」を観に行った。この夏のベストという評判は伊達じゃなかった。
主人公真琴がひたすら走り、跳び、転がりまくる。その躍動感とテンポのいい映像が気持ちいい。
「走っている女の子の姿が一番未来的、未来そのものだと思った」という細田守監督の言葉の通り、最後クライマックスでの真琴の走る姿はまさに未来に向かっていくもののまぶしさがあり感動的。あと学校の屋上と河原での真琴の号泣っぷりが切なくグッときた。
これまでの「時をかける少女」とは違う新しいお話でラベンダーの香りもしないけど、これはまぎれもなく「時をかける少女」だと思った。