ヒョードルvsミルコを観る。

ヒョードル横綱相撲であった。
判定での決着ではあったが、ミルコとヒョードルとの間には越えられない壁のようなものがあるように感じた。
ミルコは2R中盤からスタミナ切れでヘロヘロだったわけだが、僕にはヒョードルのスタミナも切れていたように見えた。そこから攻めにいけるヒョードルと、何もできないミルコ。その差は大きい。
超人的な能力を持つ人間がストイックに何年も準備して、その人生をかけて試合に望んだとしても、そんなものさえ超越した存在には必ずしも勝てるわけではない。そんな世の中の残酷さを見せられてしまった。