2005-08-29 ヒョードルvsミルコを観る。 ヒョードルの横綱相撲であった。 判定での決着ではあったが、ミルコとヒョードルとの間には越えられない壁のようなものがあるように感じた。 ミルコは2R中盤からスタミナ切れでヘロヘロだったわけだが、僕にはヒョードルのスタミナも切れていたように見えた。そこから攻めにいけるヒョードルと、何もできないミルコ。その差は大きい。 超人的な能力を持つ人間がストイックに何年も準備して、その人生をかけて試合に望んだとしても、そんなものさえ超越した存在には必ずしも勝てるわけではない。そんな世の中の残酷さを見せられてしまった。