PRIDE武士道を観に行った。

今回から中軽量級に特化してリニューアルのPRIDE武士道。すごいカードもそろったので、これは観のがしてはならないと思い、有明コロシアムへ行ってきた。

前田吉朗は未だ無敗ということで前々から見たかった選手。しかし打撃がほとんど当たらず完敗。パンクラスはここ一番で勝負弱いなぁ。ベネットはいずれ軽量級のクイントン・ランペイジ・ジャクソンみたいな存在になりそうな感じ。また見たい。しかし入場時トロトロするのだけは勘弁。

会場ではちょっと止めるのが早いというような雰囲気だったが、総合では止めるのが遅すぎて悪いことはあっても、早すぎて悪いことはないと思うので今回もこれでよかったのだと思う。

イーブス・エドワーズ強し。やはり技術を持ってる選手同士の試合は面白い。

  • 小見川-ライリー

小見川はルックスもいいし鮮やかに勝てば人気でそうな感じだったが残念。寝技がすごいということだったが、なぜかせっかくテイクダウンして上になってもパウンドにいって寝技にいかず。付け焼刃の打撃で勝てるほど甘くはない。

あんまり印象なし。

郷野はやっぱりマイクがうまい。試合はややしょっぱめ。マイクで減塩。

韓国人がかわいそすぎる。身体の厚みがぜんぜん違う。川尻に勝たせなきゃいかんというのはわかるが、もう少し手ごたえのある相手とやらせるべき。次回に期待。

  • 長南-ニーノ

ニーノはもう呼ばなくていいです。勝つ気がないもの。上になっても下になっても何にもしないで抱え込むだけという、ここ数試合と同じ光景を見せられて、もううんざり。

濃いキャラクターを持つ2人をぶつけた好カード。それにしても美濃輪の会場人気はすごい。これで強ければいいのにね。格闘技界の新庄だね。試合は1ラウンドで2人ともスタミナを使い果たして2ラウンドは足を止めての打ち合い。美濃輪はタックルに逃げるも派手に散ることを選んだ。観客が望んでいるものをわかってる。人気も出るはず。

五味が神がかってきた。一時期の桜庭を見ているかのよう。正直、これまで五味のことをあまり評価していなかったのだけれど、今日の試合で評価一変。完全に真のメインイベンターになった。アゼレードに完全に押されていたところを一発逆転。相手の力を100%引き出して、自分の120%の力で勝つ、風車の理論。メインがこれだけビシッとしまったのも久しぶりだ。