ちょびっとの付加価値について考えたよ。

本を売るときに気をつけていること。

  • 自分が手にした時に少しでも不快に思うような状態の本は売らない。
  • 購入した人に読んで欲しくないと思うような内容の本は、どんなに売れる本でも売らない。
  • 早く購入者に届くよう、できるだけ早く発送手配をする
  • 発送手配が終了したら、購入者にメールで連絡する。
  • 何らかのクレームが入ったら、できるだけ早く対応する。
  • 商品未着があった場合、運送会社に原因があり、こちらに落ち度がなかったとしても、すぐに返金に応じる。
  • 商品が濡れたり傷ついたりしないよう厳重かつ丁寧に梱包する。

要するに、商売の基本を当たり前にやっていきましょうということ。せっかく購入してくれたのだから、購入してくれた人に気持ちよく本を手にとってもらいたいと思うし、購入にあたって不快な思いをしたら、もし購入した本が役に立ったり面白かったりしても、その本に嫌な思い出が残ってしまうと思う。僕は本というものが大好きなので、それはできる限り避けたいと思っている。
購入する人は、ただ他より安いからとか評価が他よりもよかったからとか、別に理由もなく僕のところから購入してくれるのかもしれないけれど、そうであっても、こちらからは購入してくれた人に対して、他のところとは違う何かしらの付加価値をつけて本を送りたいと思っている。それは目に見えない形にあらわれない価値だから、購入してくれた人は価値と認めてくれないかもしれないけど、僕はそれには確かにちょびっとの価値があると信じているから。

上に書いたようなことを守っていると、絶対に高額で売れるであろう本をせどりできるのにスルーしなければならなくなったり、梱包をもうちょっと簡単にすればもっと利益が出るのにできなかったり、とお金を儲けるという視点で考えるとマイナス面もかなりあるのは事実。
ただ自分で決めたルールを守って、変な優越感というか自己満足にひたって格好つけて気持ちよくなっているので、それはそれでいいかなぁなんて思ったり思わなかったり日々葛藤。